鍵のかかった部屋:第10話

鍵のかかった部屋:第10話』終わっちゃいましたね...。
私、ドラマが始まる時、あまりの心臓バクバク状態に深呼吸して見始めてしまいましたよ。
そして、見終わった今は、やや放心状態です。
プラス、この安堵感はなんでしょうね?
来週はいよいよ最終回で、榎本径に逢えなくなってしまうのに...。
今日のストーリーで、ひとつだけ榎本径の過去の謎が解けましたね。
そうか、そうだったのか...と思わずつぶやいてしまいそうでした。
‘榎本径の過去に何があったのか’
...かつて自分がセキュリティを担当した邸宅。直後にその邸宅は空き巣に入られ、無実にも拘らず、犯人扱いされ、上司や同僚からも白い眼で見られ、深く傷つきやがて誰とも関わることなく、今の倉庫に閉じこもるようになった...。
きっとこんな事件さえなければ、榎本径は、はつらつとして頭の良い、笑顔の優しい、真面目な、誰からも好かれていた普通の青年だったのだと思う。時に同僚とお酒を飲みにいくような...どこにでもいる好青年。
人を信じることができなくなり、周りの世界から自分を遠ざけ、ただひたすらじっと息を殺して生きていくようになってしまったのだと...。
哀し過ぎるじゃないですか...。
今日の径くんの表情はすっごく綺麗で凛としていました。
最後のエレベーターの扉が閉まるシーンの表情が今も目に焼きついちゃっています。
さぁ、来週、ホントにホントのラストエピソードでは‘チーム榎本’の活躍に期待しましょう。
径くんの最後の「密室は破れました」に期待しています。
そしてどうか、榎本径の硬く閉ざされた心の鍵も開けてあげてください