‘七夕’を食で感じる

今週のお題「私の七夕」...。
今年の七夕は、ちょうど京都にひとり旅の途中。
‘七夕’という名のついた会席料理をいただきました。
ひとつひとつのお料理に、たっぷりと‘七夕’を感じながら。
食事で季節を感じることができるって、素晴らしいねぇ。
日本人で良かった!
それに美味しい!って食事が食べられるこの健康な体に感謝!

前菜:芋蛸南京 蛸が口の中でとろけるようにホント柔らかい。
椀盛:焼き茄子の摺り流し、胡麻豆腐、万願寺唐辛子、順菜
温かいお椀が心もホッとさせてくれます。順菜もアクセントになってます。

お造り:鱧の湯引き、鯛の洗い夏の京都と言ったら、やっぱい鱧ですよね〜。
梅肉が清涼感を。

八寸:とうもろこし豆腐、山桃ゼリー寄せ、八幡巻き
なんとそれぞれが3つのほおずきの中に入ってます。
飾られているのは『梶』の葉。日本では昔、七夕の短冊として梶の葉を使っていたんですって。なるほど、梶の葉の裏側は、少し白っぽくってお願い事が書けそうです。目にも鮮やか、そして七夕という季節を感じる一品。

焼物:すずきのバター焼き和風の味付けの中に、バターの風味が効いていて会席の中のアクセントに。

留肴:賀茂茄子と引き揚げ湯葉、京都といったらこれです!

御飯:どうもろこしの御飯、赤出汁、香の物
夏といったら、やっぱりとうもろこし。私大好き!ほんのり甘〜い。
香の物にも、白瓜が...夏らしくて爽やか。

果物:白桃のジュレと葡萄ゼリー掛け。清涼感たっぷりです。
出てくるお料理はどれも‘夏’だったり、‘京都’だったり、‘七夕’だったり...と季節やその土地を感じさせてくれるものばかり。
お料理が盛られている器も、清涼感のある夏らしい器でした。
すこし贅沢な七夕の夜を‘七夕’という名の会席で堪能。
これにまた、冷えた白ワインがぴったりでした♪